2022-05-15

「長引く痛み」の原因はモヤモヤ血管だった!?

腰や膝や肩に3か月以上続いてる痛みはありませんか?

長引く痛みが続けば重大な病気を招く恐れがありますし、寿命が短くなるという研究発表がされています。そんな長引く痛みを解決する一つの手段をご紹介したいと思います。

3か月以上続く痛みは「長引く痛み」と言われます。病院に行って検査を受けてもレントゲンにもMRIにも映らず原因が特定できないし、いろんな治療法を試しているが「いつになったら治るんだろう?」と不安ですよね。

(試されている治療法はこの中にあるのではありませんか?)
飲み薬・湿布・注射・鍼・お灸・マッサージ・カイロプラクティック・整体・指圧・気功・心理療法・温泉療法・電気器機・磁気器機・ダイエット・ストレッチ・筋トレなど。

でも安心して下さい。3か月以上続く「長引く痛み」にはちゃんとした原因があるからです。原因が分かれば、それを取り除けば痛みは無くなります。

「長引く痛み」の原因は実は、最近注目されているモヤモヤ血管かもしれません。

モヤモヤ血管って何?

モヤモヤ血管(新生血管)は病的血管の一つで、正常な血管とは区別されています。正常な血管と比べてもろいため、血液がもれやすいのが特徴です。

・モヤモヤ血管はどうしてできるのか?
関節への刺激が続くと、加齢・使い過ぎ➡筋肉、靭帯、関節軟骨が壊れる➡修復反応として炎症が生じる➡加齢や使い過ぎがずっと続く➡修復反応としての炎症が続く➡さらに修復させようとして血液を送ろうとする=その際に血液を送るために新生血管が次々に出来てくる

この反応は全身に及び血管のある部位では起こる可能性があります。

モヤモヤ血管が痛みの原因?その理由

痛い場所にはモヤモヤ血管がある。と思っておいてください。

モヤモヤ血管が痛みの原因となる理由は二つ考えられていて、

1つは、「新生血管が炎症物質の供給路になる」ということです。新生血管は、正常な血管と比べてもろいため、血液がもれやすいのが特徴です。血液中には「白血球」があり、新生血管から白血球(白血球は、炎症を引き起こす細胞)がもれ出すと、その箇所に炎症が起こり痛みを引き起こすようになるからです。

2つ目は、「神経が増える」ということです。新生血管ができると、血管に沿って神経も伸びてきます。その神経がちょっとした刺激でも反応して脳に痛み信号を送るようになるからです。

40歳を過ぎる頃から急増するモヤモヤ血管

モヤモヤ血管の特徴として、人が40歳を超える頃からモヤモヤ血管ができやすくなるということがあります。もともと体には、簡単にモヤモヤ血管が出来ないようにするための物質が分泌されて抑える働きがあるのですが、その物質の分泌量が40歳を過ぎる頃から減り始めます。なので、腰痛や膝痛、肩痛は統計的に40歳を過ぎる頃から急増していますし、40歳を過ぎる頃からモヤモヤ血管は急増するのです。

モヤモヤ血管を増やす他の要因として、「姿勢の乱れ」や「繰り返される負担」があります。例えば、中腰の姿勢をとる掃除や介護、パソコンやスマホの画面を見続ける時の前かがみの姿勢は腰痛や首痛、肩凝りを招いてしまいます。

病院で行われているモヤモヤ血管を減らす治療

注射治療
・モヤモヤ血管のある場所に注射で直接薬剤を注入します。
カテーテル治療
・カテーテルを使いモヤモヤ血管に薬剤を投与して一時的に閉塞させて減らしていきます。
手術治療
・手術によって取り除きます。
理学療法
・正しく体を動かすことで、姿勢の改善やくりかえされる刺激を減らしていくことが出来ます。
内服療法
・薬の服用によって痛みを抑えます。

モヤモヤ血管を作らないために出来るセルフ予防法と治療法

詳しくは次回に譲りますが、病院にかかる以前に日頃の生活習慣や姿勢に気を付けることでモヤモヤ血管が出来る事を防ぐことが出来ます。具体的な方法については次回にお伝えしたいと思います。

まとめ

3か月以上続いている痛み、色んなことを試しても良くならない、何が原因か病院の検査でもはっきり分からない、そんな不安な状態から一歩でも前に進めるように願っています。

次回はセルフで出来る予防法と治療法についてお伝えしたいと思います。

もし、今現在長引く痛みでお悩みでしたら、一度ご相談ください。モヤモヤ血管を消すことが出来る施術を試していただけます。

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