2022-02-16

椅子に座っている時の腰痛予防

大前提として椅子に座る姿勢は、立ったり歩いたりする時よりも腰に負担がかかることは覚えておいてください。その上で今回は、日常私たちは椅子に座って過ごす時間が長いですので腰痛を防ぐための椅子の座り方についてお伝えしたいと思います。

上の写真のように良い姿勢で椅子に座っていることが出来れば立ち上がる時の腰痛もましになると思いますが、背筋をピンと伸ばしてる姿勢は時間が経てばしんどくて前かがみの姿勢になってしまったり、お尻を椅子の前の方にずらしているような不良姿勢になっていると思います。大事なのはリラックスして座ること、そして不良姿勢にならないように意識することなんです。そのために・・・

クッションなどで調整する

不良姿勢の写真を見てもらったら分かりますように、お尻から背中にかけての部分と椅子の背もたれとの間が空いています。特に腰と背もたれの間にクッションなどを挟んで空間を無くしてあげると背骨をサポート出来てリラックスすることが出来るようになります。

良い姿勢を保持できる体にする

2021年11月10日付のブログ「腰痛と腹式呼吸(実践編)」で解説しています腹式呼吸を繰り返し練習することが、何よりも近道です。特に時間が無い、負荷のかかる運動は苦手、続かない方におススメです。

一番の肝は、この腹式呼吸は椅子に座りながらでもできるということです。仰向けで練習して慣れてきたら今度は椅子に座りながらやってみてください。

そうすることで、椅子に座っている姿勢を支えるお腹の深いところにある筋肉が良く働くようになるので良い姿勢を維持することが楽になってきます。

座り方に気を付ける

足の位置を以下のように気を付けることで筋肉が余計な緊張をしなくて済むのでリラックスすることに繋がります。

・床に足裏全体を付ける。

・ひざの関節が直角(90度)になるようにする。

長時間座り続けない

座っている時間が長くなると、たとえ良い姿勢でも姿勢を支えている筋肉が疲れてきて前かがみになり崩れてしまいます。そうなる前に立ち上がったり、伸びをしたり、15分に一度くらいはこまめに動くことが大切です。気分転換にもなりおススメです。

まとめ

現代の日常生活の中では椅子に座っている時間が長くなり、また仕事でもデスクワークに携わるケースが増えているように思います。家においても会社においても腰の痛みを気にすることなく快適に過ごしたいものですよね。ぜひ今回の椅子に座ってる時に気を付けたいことを実践して頂いて、腰痛予防に役立てて頂ければと思います。

もし、すでに椅子に長い時間座れなくて困ってる方は腰痛改善プログラムを試してみてくださいね。予約申し込みは以下の番号までご連絡ください!

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