2022-07-19

朝ベッドから起き上がろうとした時に腰が痛くて辛い思いをしているあなたへ

朝ベッドから起き上がろうとした時に腰が痛くて辛い思いをしていませんか?
もし、あなたの答えが『YES』ならこの3つの事を習慣にしてみて下さい。

朝、目が覚めた時に腰が痛いと感じる主な原因は、寝ている間の血液の循環不全です。何も身体の問題がなければ、寝返りで身体を動かしたり(一晩で約40回打つと言われています)、十分な睡眠の間に身体の修復(腰の筋肉の緊張がとれる、骨盤の歪みが元に戻るなど)が行われて朝には健康な状態で目覚めることが出来るはずです。

それが出来ていないと腰の痛みを感じたり、疲労感で起きるのが辛かったりします。今日は、朝起きがけの腰痛に悩んでいるあなたに習慣にして欲しい3つの事をご紹介したいと思います。

朝起きがけの腰痛に悩むあなたに習慣にして欲しい3つの事

<解説>

① 足の指を引っ張る

腰痛を持っている方のほとんどは、身体の末端である足の指が縮こまって硬くなっています。足の指が縮こまっているということは、皮膚がそちらに引っ張られることになりますので皮膚の下にある筋肉も同時に引っ張られることになります。

筋肉は引っ張られ続けると硬くなります。足の指が縮こまっていることで腰に関係する筋肉も足の指の方に引っ張られる形になり硬くなり腰痛の原因となります。

縮こまっている足の指をビヨーンと伸びるまで引っ張ってあげることで皮膚が緩み同時に筋肉も引っ張られなくなります。

② 足の趾骨間をゆるめる

足の趾骨間が詰まっていると身体のさまざまな循環も滞っています。頭であったり胃腸であったり泌尿器であったり冷えを持っていたりします。

足の趾骨間をゆるめることで身体のさまざまな循環も良くなっていきます。

③ リンパの流れを良くする
リンパの流れが滞っていると免疫力も低下してきます。免疫力の低下は身体の回復する力を弱めることに繋がりますので上半身と下半身のリンパの流れを良くすることで身体の回復力も上がり身体の修復も促されるようになります。

<やり方>

① 足の指を引っ張る

足の指を引っ張ります

 

 

 

 

 

 

 

足指は一本一本しごくようにしてギューッと引っ張ります。詰まった感じが抜けて指が伸びてくるまで行います。

② 足の趾骨間をゆるめる

足の趾骨間の写真足の趾骨間を押さえます

 

 

 

 

 

 

 

 

手の親指の角で足の甲の指と指の間(左の写真斜線の部分)を広げるように指先に向けて押さえていきます。押さえていると痛い気持ちのいい感じのポイントがあります。そのポイントを押さえていてしばらくすると脈が打ったり緩むのが感じられます。そうしたら離します。
4か所あります。

③ リンパの流れを良くする

(上半身)
腋窩部と肋間に働きかけてリンパ液の流れを活性化させて、免疫力を高める効果があります。また、毎朝毎晩行うことで疲労の回復を早めてくれます。

※下記のURLをコピーして検索欄に張り付けてファイルを表示してください。

https://memory-seitai.com/wp-content/uploads/2022/07/下半身のリンパ体操.pdf

(下半身)
股関節はもっとも老化があらわれるところです。ここが硬直すると腰や泌尿器系などにも異常が起こってきます。股関節を柔軟にし、老化を防ぎましょう。

※下記のURLをコピーして検索欄に張り付けてファイルを表示してください。

https://memory-seitai.com/wp-content/uploads/2022/07/下半身のリンパ体操.pdf

まとめ

私の臨床上でも腰痛で来られた方のほとんどは朝起きがけに特に腰が痛いというケースです。そして、ほとんどの方の右足の小指が特に縮こまり硬くなっています。これは、血流などの身体の循環が上手くいっていないことをあらわしています。

一日が始まるスタートの時に腰が痛いと気が滅入りますよね。あなたには気分よく一日をスタートして欲しいので、今回は『睡眠の間に血液循環を滞らせないために出来る3つの事』をお伝えしました。ぜひ、試してみて下さいね。

それでもなかなか朝起きがけの腰痛が改善しない場合は、私にご相談ください。

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