お尻の筋肉が痩せてくるとどうなるの?
私はよく(特に分かりやすいのがズボンをはいた男性の後姿)人の後姿を見ながら、お尻が痩せてるなあと思うことがあります。
見た目ですがお尻の状態から分かることがあります。それは、腰痛にも関わってくる大事なことですのでお伝えしたいと思います。
後ろ姿で分かるお尻が痩せている人の特徴
・ズボンのお尻の辺りがしわしわになってる
・何となくお尻の辺りがペタンとしている
・歩いてる姿がうつむき加減
・下記の「お尻の筋肉が痩せてくると・・・」で当てはまることがあれば要注意です!
中々自分自身ではわかりにくいですが、誰かに似たようなことを指摘されたりした時は気を付けてくださいね。そして、もし周りの人で気づいたときは失礼でなければそっとお尻の筋肉をアップさせる方法を教えてあげてください。
お尻の筋肉の働き
・階段を上る時の足の向きや体を持ち上げる時に働きます。
・立ち座りの時、上体を持ち上げる時に働きます。
・歩く時、膝を安定させたり前に進む力を出す時に働きます。
・下半身の中でも特に大きな筋肉なので基礎代謝の向上に一役かっています。
こうしてみるとお尻の筋肉がいかに日常生活を送る上で大切な役割をしているかが分かります。
お尻の筋肉は○○のバロメーター
元気のバロメーターです。
お尻の筋肉の筋力が低下すると関連して腰が下がります。腰が下がると猫背気味になりがちで胸が縮みます。そうすると肺が十分に膨らんだり縮んだりできなくなり肺の力が弱ってきます。呼吸器が弱く心肺力も弱い状態です。逆にお尻の筋肉の筋力が十分にあると関連して腰が上がります。腰が上がると胸も広がり中にある肺も大きく動くことが出来ます。呼吸器が強く心肺力も旺盛な状態です。まさに元気のバロメーターですね。
スポーツで活躍中の有名な方とかお尻が盛り上がるほど筋肉が付き元気ですよね。同じようになれませんが、そんなお尻に近づけるようにしたいものです。
お尻の筋肉が痩せてくる(筋力低下)と・・・
・立ち座りに手の補助が必要になってしまい日常生活を送る際に不便を感じるようになります。
・歩く際にお尻を横に振ってしまうようになることで腰に負担がかかり腰痛の原因になります。
・弱い下半身を無理矢理支えようとして、他の関節(腰、股関節、膝、足首)に負荷がかかってしまい、痛みや怪我につながります。
お尻の筋肉を鍛えると・・・
・心肺力が上がり元気になります。
・腰痛予防になります。
・姿勢改善やウエストの引き締めが期待できます。
・スポーツをされている方はパフォーマンスが上がります。
良いこと尽くめですね。そんなに良い事が一杯なら何とかお尻の筋肉を付けて筋力を上げたいと思われたことでしょう。
次回は、お尻の筋肉の筋力アップのための誰でもできるエクササイズをご紹介します。楽しみにしていてくださいね。
お尻の筋トレをするにも腰が痛くて大変だという方は、今すぐご連絡ください。
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