2022-03-25

足と腕を動かす時のコツ

実は、足を動かす時や腕を動かす時にどこを意識するかで楽に動けるようになるポイントがあります。そうすると足と腕の動きは腰と繋がっていますので腰にかかる負担も小さく出来て、腰痛予防・腰痛改善にとって大切な要素となります。

では、それぞれ何処を意識して動かすと良いのでしょうか?きっと「えっ!こんなところ?」と驚かれると思います。普段何処を意識して動かしているかを思い浮かべながらその違いを確かめてくださいね。

足を動かす時は、足の付け根?鳩尾(みぞおち)?

正解は、鳩尾(みぞおち)です。

それは、歩く・走る・階段を上る時には足の太ももがお腹に近づくように上がります。その時に使う筋肉の一つが足の骨(大腿骨)と鳩尾辺りの高さの背骨に繋がっているからです。

足がお腹に近づくように上がる時に使う筋肉はどれだと思いますか?と質問すると、ほとんどの人は「太もも」と答えられます。そして他にも「お腹を通って背骨についている筋肉(腸腰筋)もあるのですよ」と言うと驚かれます。

何か動作をする時、その動作に使っている筋肉が何処についているのかを意識することはとても大切で、意識するだけでずいぶんとその動作が楽に行えるようになります。

なのでダイエット目的や運動目的のウオーキングの際に、「足は鳩尾から動いている」とおまじないのように意識してみてください。きっといつもと違う感覚があるはずです。運動効率も上がりますのでおススメです。

腕を動かす時は、腕の付け根?鎖骨の内側?

正解は、鎖骨の内側です。

 

鎖骨は、外側が肩の関節と繋がっていて内側は胸骨(きょうこつ)と言って胸の真ん中にある骨に繋がっていて腕と胴体を繋いでいます。たとえば、腕をバンザイする時にはこの鎖骨も動いている(回旋(かいせん)の動き)のです。

ここでも、腕を動かす時に腕は何処から動いていると思いますか?と質問すると、ほとんどの人は、腕の付け根の「肩」と答えられます。その際、実は「ここからなんですよ」と鎖骨の内側を指さすとやはり驚かれます。

バイオリニストやダンスなどで腕を動かす際にとても大切な意識になります。腕の動きが滑らかに且つ疲れにくくなります。日常的にも例えばテーブルの湯飲みを腕を伸ばして取る時や逆に手を伸ばして置く時などで胸から腕を動かすように意識してみてください。きっといつもと違う感覚で楽に動かせていると思います。

まとめ

体を動かす時にどこを意識するかで動きやすくなり楽に動かせるようになります。

今回、足と腕を動かす時に意識するポイントについてお伝えしましたが、日常的にいろんな場面で意識することで腰痛の予防にもなりますので是非、足と腕を動かす時に意識する処を覚えておいてくださいね。

腰痛でお悩みの時は、ご相談くださいね。

 

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