2021-10-26

腰に負担をかけない歩き方を身につけるためのエクササイズ

前回まで、歩き方次第では腰に負担をかけることになり腰痛の原因になってしまうかもしれないということをお伝えしました。そして先ずはあなた自身の歩き方がどうなっているかをチェックして頂きました。歩き方を自覚した上で、では腰に負担をかけない歩き方とはどういう歩き方なのかを2つのポイントに絞り説明させていただきました。今日は、さらに腰に負担をかけない歩き方を身につけていただくために必要なエクササイズについて動画を交えお伝えしていきます。つたない動画ですが、動きをまねて繰り返し練習してみてくださいね。きっと自然と腰に負担をかけない歩き方が出来るようになっているはずです。

①歩隔を少し広げて歩けるようになるためのエクササイズ

歩隔とは左足と右足の左右の間隔のことでしたね。歩く時に二直線を歩く感覚を養うためのエクササイズです。これによって腰の回転を抑えることが出来るようになります。家の中でもできますし、公園やウオーキングの途中でも練習してみてくださいね。

やり方は、1)スタートの姿勢は、両足を腰幅よりやや広く開き、ひざを軽く曲げ、つま先はやや外側に向けます。肩の力は抜き、両肘は曲げて両手のひらを前に向けます。2)左足を一歩前に出して着地すると同時に左肩も前へ出してから、左手を前に突き出します。左手を引きながら、右足を一歩前に出して着地すると同時に右肩も前へ出し右手を前に突き出します。これを交互に左右5歩ずつ行います。

実際の動きは動画を参考にしてくださいね。

②手のひらを前に向け腕を振りやすくするためのエクササイズ

歩く時の腕振りは、ほとんどの人が手の平を後ろか体の方に向けて腕を体の前で交差するように振っています。それとは真逆の手のひらを前に向けて腕を振りやすくするためのエクササイズです。これによって体が前に進みやすくなります。

やり方は、肩の力を抜いて膝は軽く曲げ、両手のひらをやや前に向けて両腕を前後に振ります。

実際の動きは動画を参考にしてくださいね。

まとめ

これまで3回にわたって腰痛改善を歩くことから見てきましたがいかがでしたでしょうか?歩くことは誰もが毎日行っている運動です。毎日行うことだからそれが腰痛改善につながる一つの方法として腰痛に悩むあなたに身につけていただければと願っています。歩き方もそうですが今回説明しました2つのエクササイズもいざ実際にやろうとすると思うように出来なかったりどうすればいいのかわからなかったりすることがあると思います。そんな時はあきらめずお気軽にご相談くださいね。

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