ぎっくり腰なった時の対処法~私のふくらはぎの肉離れから~
皆さんはぎっくり腰になった経験はありますか?まあ経験したくないですが、万が一ぎっくり腰になって動けなくなった時の対処法を最近あった私の肉離れの時のことを重ねてお伝えしたいと思います。慌てる必要は無くきちんと順番を間違えずに対処すれば回復しますのでご安心くださいね。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは急に起こる腰の激しい痛みの総称で、正式には「急性腰痛症」といいます。耐えがたく鋭い痛みで突然身動きが取れなくなることから、別名で「魔女の一撃」とも呼ばれています。
<症状>
腰周りにおこる突然の激しい痛みが特徴です。たいていの場合、痛みのあるところに熱感などの炎症症状が出ています。強い痛みのため姿勢を保持することも困難で、日常生活や仕事に大きな支障をきたします。
<原因>
ぎっくり腰の痛みは、腰周りの筋肉や関節に炎症が起きているために起こります。痛みは急に起こりますが、ぎっくり腰になるまでにすでに腰周りの筋肉や関節には負担がかかり続けていてそれが限界となり、ちょっとした刺激(顔を洗おうと洗面台の前で前かがみになったり、車のトランクから荷物を降ろそうとして覗き込んだり)で日常生活がままならないほどのひどい腰痛となります。
万が一ぎっくり腰になった時は?
<安静>
多分動けないと思いますが、先ずは一番楽な姿勢で安静にすることです。仰向けか横向けで楽な姿勢を探します。次に痛い部位を冷やします。
<冷却処置>
ビニール袋に氷を入れて、袋の中の空気を抜き直接痛い部分に当てます。出来ればタオルを巻いて直接当たらないように気を付けます。冷凍庫にアイスノンかアイスバッグがあればそれを当てても構いません。
当てる時間は、15分から20分程度。当てている部位の感覚がなくなってきたら外し、また痛みが出てきたら冷やします。何度か繰り返します。
痛い部位に起きている炎症は24時間から48時間で治まってくると言われています。人によっても痛みの程度によっても違いますが、ちょっと動けるかなくらいの回復が目安です。それまでは上記の冷却処置を続けます。
<私のふくらはぎの肉離れからいえる事>
バレーボールの練習中に瞬間的に急な動きをしたので、それまでの筋肉疲労があったと思いますが「ポンっ」というような音がしたかと思ったら痛くて動けなくなりました。ぎっくり腰で言えば「魔女の一撃」の瞬間です。
本来ならすぐに氷で冷やすべきなのですが、そういうものは無かったのでただただ安静にして痛みに耐えていました。冷やせたのは自宅に戻ってからでしたが、次の日にかけて氷で冷やすことを繰り返しました。
その日の夜は疼くような痛みで中々寝付けませんでしたし、家の廊下を歩くことも小刻みな歩幅でしか歩けませんでした。ふくらはぎを良く見ると1.5倍くらいに腫れていました。そして3日目くらいからやっと歩く時に足が伸ばせるかなという所まで回復しました。ふくらはぎの肉離れで、炎症が治まるまで約3日、48時間かかりました。
その後は、日に日に歩きやすくなりましたが1週間後のバレーボールの練習は玉拾いだけとなりました。
教訓1
体の部分的に疲労が溜まっている時は、先ずは疲労を回復させること。くれぐれもその状態のまま無理はしないようにしましょう。
教訓2
急な痛みが出ても慌てずに、先ずは安静そして痛みの部分を冷却して24時間から48時間様子を見て少し動けるようになったら日常生活を送っても大丈夫。心配な場合は医療機関か治療院で治療を受けましょう。
まとめ
今回も自身に起きたふくらはぎの肉離れの回復までの経過をぎっくり腰の場合に重ね合わせて考えてみました。
ぎっくり腰も肉離れもどちらも急性の痛みです。
痛みの原因に炎症を伴ってますので対処法としては・・・安静➡冷却➡日常生活or治療
万が一ぎっくり腰になって治療が必要な場合は、いつでもすぐにご相談ください。