番外編『これから梅雨を迎えるまでの過ごし方』
GWに入りましたね。今回は番外編、これからの季節の過ごし方として5月6月と気温も湿度も上がっていき梅雨を迎えるまでに体の準備としてやっておきたいことを3つご紹介しようと思います。
その前に知っておいてほしいことがあります。体の準備と言っても体の何処?と思いますよね。それは、「皮ふ」なんです。何故「皮ふ」が大事なのかと言いますと・・・
皮ふが大事
これからの季節は梅雨に向かい、湿気が上がっていきます。そして梅雨時になると、まるで水の中にいるようかのように汗が体にべたつき息苦しい感じがしたりしますね。
そんな湿気がもっとも影響を及ぼす体の部位は、「皮ふ」なんです。どんな影響があるのかと言いますと、二つあります。
一つは、湿気がべたべたと「皮ふ」にまとわりつくと、皮膚呼吸がし辛くなります。「皮ふ」での呼吸がし辛くなると今度は呼吸器の負担が増えます。呼吸器の働きが十分に行えなくなると呼吸が浅くなり体に不調をきたします。
二つ目は、「皮ふ」の重要な働きとなる汗がかきにくくなります。「皮ふ」から出る汗には体の毒素や疲労素を輩出する大切な役割があるのですが、その重要な役割が上手くいかなくなり体は疲れやすくなってしまいます。
汗がきちんとかける体
そこで大切な事は、汗をきちんとかける体になる事です。
汗をきちんとかける体になれば体内の排泄物を外に出す事が出来ますし、汗をかくことでその部位の「皮ふ」が弛んでくるので呼吸が楽になってきます。
なので、これからの時期は先ずは汗をかける体になっておく事が湿気が多くなる梅雨時を上手に過ごせるようになるために大切なことなんです。
梅雨を迎えるまでに体の準備としてやっておきたいことを3つ、下記に載せていますのでやってみて下さいね(’◇’)ゞ
梅雨を迎えるまでにやっておいてほしい3つの事
<大股歩き>
効果
呼吸器を十分に働かせるための急所になる腰の部分が刺激されます。そして大股で歩くことで太ももの裏側からお尻にかけてよく伸ばされることで骨盤の前後運動が引き起こされて呼吸が深くなります。
やり方
脚裏を伸ばすようにして、大股で30歩ほど歩きます。愉しく愉しくがコツです。
<足の指伸ばし>
効果
皮膚全体が弛むので汗がかきやすくなりますし、皮膚呼吸がしやすくなって呼吸器の負担を減らします。また、皮膚病などにも効果があるんですよ。
やり方
足指は1本1本、しごくようにしてギューッと引っ張ります。たぶん引っ張った時に指が伸びない感じがあったり、ゴツゴツとした骨の感じが伝わってくることがあると思います。そうしたつまった感じ(伸びない、ゴツゴツ感)が抜けて指が伸びるようになるまで行います。最初は痛いですがだんだんと気持ち良いに変わりますよ。
<後頭部への蒸しタオル>
効果
風邪をひいたときに発熱を誘導して風邪が治まるのを早める時にも使いますが、発熱は発汗とも深い関係がありますので同じ部位を刺激します。汗を誘導することで汗をかきやすくします。
作り方
2021年11月24日の記事
号外!今の季節に大切なこと~乾きに注意~蒸しタオル
を参考にしてください。
当てる場所
首の後ろで肩のライン辺りに当てます。
当て方
しばらく(4~5分)ポカ~ンとしながらリラックスします。
まとめ
未だ梅雨までは遠い感じですが、今から湿気に負けない暑さに負けない体作りを始めて丁度良いくらいです。湿気によって体調を崩してからでは遅いですし、暑さに負けて夏バテになってからでも遅いです。ぜひ、出来る事から始めてみて下さいね。
大股歩き、足の指伸ばしが腰が痛くて難しい方は無理をせず先ずは腰をきちんと治してからにしてくださいね。腰痛でお困りの方は下記までご相談ください。
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