2022-07-05

膝痛で困らないために40歳手前の女性のあなたに伝えたい~『骨盤の後傾を正しておきましょう』~

何故、膝痛で困らないために40歳手前の女性のあなたに骨盤の後傾を正しておくことを伝えたくなったのか?についてお話しします。

それは、最近来られた患者さんと向き合わせてもらっている中でそういう思いが出てきたのです。その方は、膝の痛みで歩くこともままならずやりたい趣味なども我慢せざるを得ない日々を痛み止めの薬を飲みながらかろうじて送られています。

私なりに精一杯回復するように施術を続けていますが、今は未だ力及ばずで回復には至っていません。それでも何か回復するための方法があるはずだと探し続けています。

でも、その方の今後を考えると、これ以上痛みを我慢して回復を待つ(3か月から6か月)よりも外科的手術によって早期に回復させて本来の日常生活を有意義に送れるようになることが最優先ではないかと思い始めています。

これから先どういう回復方法を選ぶかはその方が決めることですが、私としてはどこまでもサポートさせて頂くつもりです。

そしてこの間、何か回復のための方法があるはずだと探し続けてきた中で『膝の状態が手術が必要になるまで悪くなってしまう前に何かしておけばよかったことがあるのではないのか?』という疑問が出てきて、やっとその一つの答えが見つかったのです。

それが、『40歳になる手前で』、『骨盤の後傾を正しておく』ということでした。そのことを現在40歳前の女性の方たちに伝えておきたいと思ったのがその理由です。

何故、40歳になる手前?

女性が40歳を超える頃になると立ち座りの時階段の上り下りの時に膝に痛みを覚えるようになるケースが増えるからです。痛みが出てからでは次回にお伝えする筋力をアップさせる運動も筋肉をストレッチすることも十分に出来なくなってしまいます。

何故、骨盤の後傾を正しておく?

<骨盤の後傾とは?>
骨盤の後傾とは、簡単に言えば骨盤が後ろ側に傾いた状態です。
骨盤が後傾している人体図

立ち座りの時、階段の上り下りの時に膝に痛みを覚える原因を作っているのが骨盤の後傾だからです。

このサインが出たら要注意!

万が一、立ち座りの時階段の上り下りの時に膝に痛みを感じた場合は、膝に何かしらのトラブルが起きているサインです。見過ごさずにまだ初期段階なので十分回復することが出来ます。

椅子から立つ時の膝痛

<放っておくと膝の状態はこうなっていきます>

歩いてる時にも膝が痛みだします。
それでも放置しておくと、膝の関節の骨の軟骨同士がさらに擦れてすり減っていきます。
それでも放置しておくと、すり減ってギザギザになった軟骨が半月板を傷つけます。
それでも放置しておくと、半月板の傷が大きくなり歩くことがさらに困難になります。
それでも放置しておくと、膝に水が溜まるようになり痛みは痛み止めの薬でも治まらなくなり歩くことが苦痛になって外に出るのが億劫にさえ感じられるようになります。いよいよ外科的手術が必要になります。

そうならないために具体的に何をすればいいのかは次回に詳しくお伝えしていきますので楽しみにしていてくださいね。

まとめ

警告のようになってしまいましたが、やっとこれから自身の趣味や人生を謳歌する時間が出来たのに膝が痛いばかりに叶わなくなる苦しみを味わってもらいたくないので、一人でも多くの40歳手前の女性のあなたに伝わってくれることを祈っています。

そして、相談したい治療院が見つからなかった場合は私にお任せ下さいね。

前後の記事